不眠症とヨーガ
不眠症の身体的要因として、代表的な疾患は、狭心症、逆流性食道炎、睡眠時無呼吸症候群、甲状腺機能亢進症、アレルギー疾患、気管支喘息などがあります。
心理的要因は、ストレス、不安、精神的にショックな出来事など、うつ病などの精神医学的要因の場合もあります。
不眠症状の原因として考えられる要因は・・
□ 自律神経の乱れ
□ 生活リズムの乱れ
□ メラトニンの減少
自律神経の乱れは、さまざまなところに影響します。不眠症は、交感神経が優位なりやすい方に見られます。
夜は副交感神経の働きを優位にすることで、眠くなります。
ヨガで行う深い呼吸は、自律神経のバランスを調整します。
メラトニンという物質は眠りを誘うホルモンです。昼間、太陽の日を浴びることによりセロトニンが生成され、夜になるとメラトニンの分泌にはセロトニンが欠かせません。
リズム運度を行うことでも、セロトニンを増やします、ウォーキングやヨガなどを疲れない程度に、行うのが有効です。疲れてしまうとセロトニンが減少するのでご注意を・・
深い呼吸をしながら体を動かすことで、自律神経のバランスが取れて、メラトニンを増やします。
薬物療法に加え、ご自身で出来る不眠対策として、
1、起きたら太陽の光を浴びる。セロトニンを増やす
2、夜は室内を暗くして過ごす
3、身体をあたためるられるように、就寝前のリラックスタイムとしてゆっくりお風呂につかるなど・・
(交感神経優位ですと、身体が冷たくなり眠りにつきにくいです)
4、ヨガのリズム運動でメラトニンを増やす
5、深い呼吸法で自律神経のバランスを図る
緊張と弛緩の繰り返しで、力を抜くことを覚えて、自律神経を調和させます
ストレスをためないように、日頃から、深い呼吸で心身の調和を図ってください
リラックスのしかた、緩み方、セルフケアの仕方をヨガをすることで身に付けられますように・・