ヨーガセラピー(ヨーガ療法)について

ヨーガ療法は伝統的なヨーガを私たち現代人にもわかりやすくしたヨーガです。育った環境や、生活スタイル抱える悩みなど人それぞれに様々ですが、一人ひとりその方のニーズに合わせ個人を大切にする現代の生活にも生かせるヨーガ指導になります
代替医療統合医療でも注目されるヨガセラピー。どなた様も安心してご参加を

ヨーガ療法は、インド・マハラシュトラ州ロナワラ市に設立されたカイヴァルヤダーマ・ヨーガ研究所で科学的な研究が開始されました。インド中央政府はその後、8校の“ヨーガと自然 療法医科大学”をはじめ、30校を越える大学にヨーガ学科を設置してきています。その内  1つスワミ・ヴィヴェーカナンダ研究財団の教育部門は、インド中央政府人的資源管理省ヨーガ大学院大学として認定をうけ、修士号、博士号が取得出来るようになりました。また同財団では、バンガロール市郊外に西洋医も常駐するヨーガ療法治療施設を持ち  年間1万人を越える心身症患者さんたちにヨーガ療法を指導しています。(ヨーガ療法学会HP抜粋)

日本ヨーガ療法学会では数々の疾患の症例報告がされています



現代生活はストレス社会と言われ、さまざまなストレスが人との関わりや生活環境によってかかってきます。例えば心理的ストレスとして生じてくる症状は恐れ、不安、緊張、嫉妬、憎しみ、怒り、葛藤、心配などがあります。
こうしたストレスはその人それぞれ性格や心の状態によってストレスのかかってくる度合いが変わりますし、心の反応の仕方で随分とストレスの捉え方が違ってきます。

ヨーガ療法は心の健康状態を維持できるストレスに有効な手段であり、伝統的なヨーガを科学的に研究し、心身の健康実現の為の手法、まさに「心の科学」になります。心の反応を不調和から調和状態にしていく為の手段です。ストレスを解消できると共にストレスに強い自分作りが行えます。

ヨーガ療法は体の不調和にも有効です。自律神経を整え、免疫力を高めます
現代病である心身症、成人病、糖尿病に至るまでさまざまな疾患に対応することができます。
そしてヨーガ療法はすでに罹ってしまった病気の治癒だけではなく予防医学の分野にまで及ぶ
体と心のトータルケアーになっていますし、代替医療としても効果を発揮しています。
肉体次元での自分からまずは気づき(悟り)を得て、呼吸レベル、感情レベル、知的レベルとどんどん深い自分を理解していきましょう。心の中で質の良い者をだんだん意識化できるようにしていきましょう

心理療法としてのヨーガ

普段、お教室で行っているアーサナ(ポーズ)や呼吸法は心理療法(サイコ・セラピー)になっています。けして綺麗なポーズをとったから身体が健康になるということではありません。
もちろん体を動かすことによっての運動の意味での効果もありますが、それよりも心を変えていくことが健康を取り戻したり、人生豊かに生きて行くためには重要になります。 が問題で数々の病気の引き金になると考えられます。ですから、心の暴走を食い止めることが大切です。

呼吸と動きを連動させるポーズは、ゆっくり呼吸をすることを覚え、心を安定させていきます。最初はゆっくりした動作が苦手な方は心の動きが早い証拠かもしれません。心の動きが早いと呼吸も乱れ、呼吸が乱れると数々の心身症などに陥りやすくなってしまいます。 呼吸が安定すると心が
安定してきます。心が安定すると体も安定してくるのです。

普段、私たちの意識は常に外に向いており、生活していく為に必要不可欠で仕方のないことですが、 アーサナを行う最中は他人を気にせず、比べず、常に意識を内側に向ける事が大切です。
例えば血流、血圧、神経などに意識向けます。だから鏡を見ないで行ってくださいね。
この意識を内側に向ける作業は、いずれは自分自身の意識作用をコントロールしていける能力を身につけることができます。そうすることで心のコントロールまでもが可能になっていきます

常に体にストレスが掛かりすぎている状態が続くと、体は生存維持する為に体の反応を鈍くさせ、感じにくくさせてしまい、腰痛や肩こりなど罹っていることにさえ気づくことが難しくなります。 体の感覚を普段から感じやすくさせていれば、それらの疾患にかかる前に自分で普段の生活を見直すことができるようになり、失体感などの心身症にも罹りにくくなります
ポーズは緊張と弛緩の交互の繰り返しになります
普段の生活でストレスが掛かってきた時、自分を冷静に見ていく訓練にもなっています。日常でどんなことが起こっても客観的に自分を見ていれば、それに心が囚われなくなり、物事をありのままに見る事が出来るようになります。まさにヨーガ療法はマインドフルネスそのものなります。

そして緊張と弛緩の繰り返しが自律神経の調整になり、脳の疲れを取り、心を深く休ませます。無理に肉体を動かし体を緩めようとしても、脳が疲れていると体は心底リラックスできないもです。緊張と弛緩を良く感じて、を心底リフレッシュさせていきましょう。

ヨーガは自分自身を良く知り気づき深めていく作業になります。
まずは肉体から良く観察して、どんどん深い部分にまで気づき(悟り)を得ていくことが心身症や
神経症など数々の疾患を改善させていくことにも繋がります。アーサナは心理療法になっていることを今一度、確認していただいてこれからのヨーガ生活にお役立てください。


~皆さまの声~
ヨーガの感想や気づき、実際変わったことなど、皆さまからの言葉。一部ですが紹介させていただきます。ぜひご参考に。また、いろんな意見を伺えると有り難いです、これからも是非お聞かせ願います。

○ヨーガを終わった後は、とても心が落ち着き、幸せ感を感じる。心の底からの解放感があり
  マッサージを受けるより心底、心地よくなれる。

○普段、どれだけ自分の体や呼吸などに無意識でいることに実感した。もっと体や心に優しく
    しようと思った。

○ヨガは運動不足のために始めたが、実際は心や体のトータルケアになることが分かり、
    一般的なヨガのイメージの運動目的だけではないことが分かった。

○体重の増減のバランスがとれるようになってきた。

○暴飲暴食の回数が減った。

○人の事が気になる性分だったが人のことを気にすることが減り、マイペースに物事行える
    ようになった。

○ヨーガを行っている最中は皆目をつぶり、それぞれ個人で行っているが、不思議とみんなと
    つながっている感じもして、静けさの中に心地良さを感じる。

○体の痛みや辛さが気にならなくなり、日々感謝できるようになってきている。

○ヨーガをした日は良く眠れるようになり、不眠が改善された。

○物事にあまり執着しなくなり、生活がシンプルになった。

○自分を受け入れる事が出来るようになり、自信がつき、自己肯定ができるようになった。

○心配事が減り、いい方向に進んでいる気がします。

○仕事などで緊張する場面で緊張することを素直に受け入れる事が出来るようになり、
    あまり緊張しないで物事が行えるようになった。

○瞑想のクラスでは自分を振り返る時間の必要性を感じ、毎日小さな事に少しづづ感謝が
   できるようになり、毎日が幸せに暮らせるようになった。

○心の柔軟性が高まったせいか、主人との夫婦仲が良くなった。

○人生の目的や方向性がわかるようになってきた。

○不妊症で悩んでおりましたが、念願の子供を授かることができた。

○ 便秘薬を飲まなくてもすむようになりました。

○ 冷え性、肩こり、が軽減しました

○ 腰痛が楽になった。

○ 生理周期が整って、安定するようになった。

実際に服用しているお薬の量が減り、通院をされなくても良くなった方から沢山のご報告がなされております。私が所属しております日本ヨーガ療法学会の方でも毎年沢山の症例報告が為されております。ご覧になりたい方はどうぞお気軽にお尋ねくださいませ。
みなさまの貴重なご意見いつもありがとうございます。
みなさまもヨーガで生きる質をどうぞ高めてください。

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